メーシーズ、アナリストが「買い」でカバレッジ再開=米国株個別
百貨店のメーシーズ<M>が上昇。大手証券のアナリストが「買い」でカバレッジを再開したほか、目標株価を28ドルに設定した。先週末終値から20%超の上昇を示唆。
同社は不確実だが、ソフトランディングによる経済を乗り切るのに最も適した位置にあると指摘した上で、同社のブランドのロイヤルティと、同業他社よりも優れた在庫管理能力を理由の一つに挙げている。そのため、同社はイノベーションにより集中することができるという。
プライベートブランドとオムニチャネルが今後の市場シェア拡大に貢献すると予想しているほか、同社はショッピングモール以外の小型店舗の出店を続けており、その恩恵も受けられると付け加えている。また、パンデミック後の観光客の増加も同社の利益率に貢献すると予想しているようだ。
バランスシートの強さにも自信があり、年5億ドルの自社株買いを容易にサポートできるとしている。
一方、同アナリストはコールズ<KSS>を「売り」としたほか、ノードストロム<JWN>を「中立」に引き下げた。
(NY時間13:55)
メーシーズ<M> 23.40(+0.32 +1.39%)
コールズ<KSS> 31.50(+0.01 +0.03%)
ノードストロム<JWN> 18.93(+0.51 +2.77%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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