東京株式(寄り付き)=反発スタート、米半導体株上昇でリスク選好姿勢
9日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比300円高の4万8035円と反発して始まった。
前日の米株式市場では、NYダウは1ドル安で小幅に3日続落となった一方、ナスダック総合株価指数は反発。上昇率は1%を超え、最高値を更新した。エヌビディア<NVDA>のジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)がCNBCのインタビューでAI半導体需要が非常に強い状況にあると言及。また米起業家のイーロン・マスク氏のAIスタートアップのxAIが200億ドルに上る資金調達を行い、エヌビディア製半導体を購入すると米ブルームバーグ通信が報じた。これを受けてハイテク関連株が物色され、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3%を超える上昇となった。これらの外部環境を背景に、東京市場では半導体関連株を中心に買いが優勢となっている。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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