【海外市場の注目ポイント】オーストリア中銀総裁発言など

　日本時間午後５時３５分に欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁が講演する。１２月のＥＣＢ理事会で政策金利は０．５０％引き上げられ、ラガルド総裁は会見で「現時点で入手されている情報に基づくと、次回（２月）の会合と、おそらくその次（３月）の会合で、さらに０．５０％の利上げが決定されると予想される」との見解を示していた。ホルツマン・オーストリア中銀総裁も当面０．５０％の利上げを継続することを支持するようであれば、ユーロが買われる可能性がある。

　また、ホルツマン・オーストリア中銀総裁以外のＥＣＢ関係者の発言も予定されている。日本時間午後７時にビルロワドガロー仏中銀総裁が仏上院で議会証言を行い、同午後１１時にレーン・フィンランド中銀が講演、同１２日午前４時１５分にデコス・スペイン中銀総裁が講演することになっている。
　
MINKABU PRESS