米住宅価格は下落傾向が続く 前月比で4カ月連続下落=米国株
米住宅価格は下落傾向が続いている。この日発表のS&Pケースシラーが発表した10月の米20都市住宅価格指数は前月比で4カ月連続の下落となった。住宅ローン金利上昇や景気を巡る懸念が住宅市場を圧迫している。
フレディマック(米連邦住宅貸付抵当公社)のデータでは30年物固定住宅ローン金利は10月と11月に7.08%に達したが、その後は低下している。それでも借り入れコストは年初の約2倍となっており、インフレで頭金に回す貯蓄が圧迫される中、住宅購入が手控えられている。
S&Pケースシラーによると「厳しいマクロ経済環境見通しが続いていることを踏まえれば、価格は下落し続ける可能性がある」と評している。
ただ、きょうの米住宅関連株はしっかり。
S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(10月)23:00
結果 -0.52%
予想 -1.10% 前回 -1.35%(-1.24%から修正)(前月比)
結果 8.64%
予想 8.10% 前回 10.41%(10.43%から修正)(前年比)
(NY時間10:44)
KBホーム<KBH> 32.19(+0.05 +0.16%)
レナー<LEN> 91.12(+0.50 +0.55%)
DRホートン<DHI> 89.49(+0.31 +0.35%)
ホーム・デポ<HD> 320.20(+1.47 +0.46%)
ロウズ<LOW> 203.55(+1.67 +0.83%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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