アジア株 香港株は下げ縮小、中国ゼロコロナ抗議活動を懸念した売り一巡 一時4%急落
アジア株 香港株は下げ縮小、中国ゼロコロナ抗議活動を懸念した売り一巡 一時4%急落
東京時間14:00現在
香港ハンセン指数 17193.75(-379.83 -2.10%)
中国上海総合指数 3069.66(-32.03 -1.03%)
台湾加権指数 14628.98(-149.53 -1.01%)
韓国総合株価指数 2413.60(-24.26 -1.00%)
豪ASX200指数 7232.80(-26.68 -0.37%)
インドSENSEX30種 62411.97(+118.33 +0.19%)
アジア株はインドを除いて下落。
香港株は2.10%安、中国でのゼロコロナ抗議活動報道を受け、序盤に4%近く急落したが、その後は買い戻されている。
中国でゼロコロナ政策に対する国民の不満が高まっており、先週末には首都北京市や上海市、コロナ震源地の武漢で抗議活動が行われた。その様子がSNSで拡散されており、抗議活動が各地に広がる恐れがある。中国27日の新規感染者は3万8800人台となり、5日連続で過去最多を更新した。
不動産や銀行、ハイテク関連が総じて下落している。不動開発会社のCG SERVICESは9.2%安、龍湖集団は5.2%安、碧桂園控股は5.1%安。中国平安保険は4.9%安、招商銀行は4.0%安、中国人寿保険は3.9%安。JDドットコムは4.3%安、アリババは3.5%安。
一方、カジノ関連は上昇。カジノ運営会社のサンズチャイナは5.3%高、ギャラクシーエンターテイメントは1.0%高。今年末に期限が切れるカジノ運営免許が更新され、2023年から10年間有効となったことが材料視されている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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