アジア株 香港株は大幅下落、FOMCを前に手仕舞い 中国景気減速懸念も重石 中国PMIは再び50割れか
アジア株 香港株は大幅下落、FOMCを前に手仕舞い 中国景気減速懸念も重石 中国PMIは再び50割れか
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 15054.87(-373.07 -2.42%)
中国上海総合指数 2958.25(-24.65 -0.83%)
台湾加権指数 12768.71(-157.66 -1.22%)
韓国総合株価指数 2275.25(-13.53 -0.59%)
豪ASX200指数 6783.30(-61.83 -0.90%)
インドSENSEX30種 60119.18(+362.34 +0.61%)
アジア株はインドを除いて下落、米ハイテク関連の下げが懸念されている。決算内容が嫌気されメタやアップルが下落、アマゾンは時間外で一時20%超急落した。アジア市場でもハイテクや通信サービス関連が軒並み下落している。
香港株は大幅下落、来週の米FOMCに対する警戒感が高まっており、週末を前に手仕舞い売りの動きが強まっている。米利上げペース減速観測が高まっているが、米GDPやイエレン氏の発言を受け12月会合での大幅利上げの可能性はまだ残っている。第3四半期の米GDPは3四半期ぶりにプラス成長となった。GDPを受けイエレン米財務長官は、米経済に景気後退の兆候は見られない、米経済は引き続き好調だと述べた一方で、米国のインフレ率は容認できないほど高いと述べた。
また、中国の景気減速懸念も高まっている。長引くゼロコロナ政策を受け、中国1-9月の工業企業利益は2年ぶりの水準に落ち込んだ。来週に発表される中国10月の製造業PMIは再び50を割り込むことが予想されている。非製造業PMIも前回から低下する見通し。

執筆者 : MINKABU PRESS
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