スナク氏就任で英中銀が利上げにそれほど積極的でなくなる可能性=NY為替
きょうの為替市場はドルの戻り売りが加速する中、ポンドドルは1.14ドル台後半まで買い戻されている。目先は今月初めに上値を拒んだ1.15ドルの水準を回復してくるか注目される。
スナク氏が首相に就任した。市場はそれに安堵感を示してるが、そのことにより、英中銀が利上げにそれほど積極的でなくなる可能性があるとの指摘も出ている。「スナク首相は、低迷する保守党内に結束と比較的穏やかな雰囲気を取り戻すだろう。しかし、英経済は急激に悪化しており、しばらくは不況が続くと予想される。そのような中で、次の総選挙までに保守党を活性化させるため、今後2年間で同氏ができることはほとんどない」という。
GBP/USD 1.1480 GBP/JPY 169.62 EUR/GBP 0.8685
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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