ウーバーはインフレで恩恵も コスロシャヒCEO=米国株個別
ガソリン価格の下落にもかかわらず、この日の8月の米消費者物価指数(CPI)は予想以上に上昇し、市場では失望感が広がっている。ただ、この報告はウーバー・テクノロジーズ<UBER>にとっては悪いことばかりではないという。
同社のコスロシャヒCEOが米CNBCのインタビューに答えており、「インフレにより支出が増え、人々が食料品などの必需品にもっとお金を払うようになると同社の運転手になる人も増えてくる」と語った。「米国のドライバーの72%が同社にサインアップする際の検討材料の1つが、実はインフレだ」という。同CEOはインフレはどこにでもあるとしながらも、「同社が結果として弱体化する兆候は見られていない」と述べている。
ただ、この日のウーバー株は他のIT・ハイテク株に連れ安する格好で売りが優勢となっている。
(NY時間14:20)
ウーバー<UBER> 31.73(-0.77 -2.37%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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