強い米消費者信頼感にドル買いの反応=NY為替速報
日本時間23時に発表された8月調査分のコンファレンスボード消費者信頼感指数は103.2と前回から予想以上に反転した。ガソリン価格の大幅な下落が消費者心理を改善させたものと思われる。
市場の一部が注目していた雇用関連の構成要素は、雇用が「十分にある」との回答が48%まで低下した。FRBは積極利上げによって労働市場のひっ迫感を冷やそうとしているが、その成果がある程度は示されている格好。ただ、FRBが引き締め姿勢を緩めるほどの内容ではない。
為替市場はドル買いの反応を見せ、ドル円は138.60円付近まで買い戻され、ユーロドルは一時パリティ(1.00ドル)付近に伸び悩んでいる。
USD/JPY 138.59 EUR/USD 1.0013 GBP/USD 1.1670
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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