スノーフレイクが決算受け大幅高 通期の売上高見通しを上方修正=米国株個別
クラウドを活用したビッグデータの保管分析サービスを手掛けるスノーフレイク<SNOW>が大幅高。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、売上高が83%の伸びを示し、予想も上回った。製品の販売が好調だった。1株損益は引き続き赤字。ガイダンスも公表し、第3四半期の売上高見通しが予想を若干上回ったほか、通期の売上高見通しについても若干の上方修正を行った。
アナリストは、「投資家は決算前に神経質になっていたが、製品売上高が予想から6%上方かい離しており、ここしばらく見た中で最高だった。第3四半期のガイダンスも堅調で、構造的なストーリーが順調に進んでいることが確認された」と述べた。
同社株の取引は売り残比率が比較的高く、決算をきっかけにショートカバーが活発に出ているとの指摘も出ている。
(5-7月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.03ドル(予想:-0.02ドル)
・売上高:4.97億ドル(予想:4.68億ドル)
製品:4.66億(予想:4.38億ドル)
プロフェッショナル・その他:0.31億ドル(予想:0.29億ドル)
・粗利益率(調整後):71%(予想:70.7%)
・顧客企業数:6808社(予想:6752社)
・受注残:27億ドル(予想:27.6億ドル)
(8-10月・第3四半期見通し)
・製品売上高:5.00~5.05億ドル(予想:5.01億ドル)
(通期見通し)
・売上高:19.1~19.2億ドル(従来:18.9~19.0億ドル)(予想:19.0億ドル)
・営業利益率(調整後):2%(予想:1%)
(NY時間09:54)
スノーフレーク<SNOW> 186.45(+26.96 +16.90%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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