バス＆ボディワークス、見通し下方修正も足元は好調で株価上昇＝米国株個別

　香水やバス用品などを手掛けるバス＆ボディワークス＜BBWI＞が前日引け後に５－７月期決算（第２四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。同社のナッシュ暫定ＣＥＯは、「第２四半期の業績は品揃えの新鮮さと値段の好条件に顧客が反応したことにより、四半期末にかけて売上高が改善し、直近の予想を上回った」と述べた。

　一方、ガイダンスでは、通期の１株利益の見通しを下方修正したたほか、売上高は第３四半期、通期とも減収を見込んでいる。同社はまた、約１３０名の人員削減を計画していることを発表した。

　ただ、株価は前日の決算発表直後は時間外で売りが強まっていたものの、足元は好調なことから、買い先行で始まっている。

（５－７月・第２四半期）
・1株利益（調整後）：0.52ドル（予想：0.45ドル）
・売上高：16.2億ドル（予想：16.4億ドル）
・店舗数：1773（予想：1776）
・直接販売：3.67億ドル（予想：3.69億ドル）

（８－１０月・第３四半期）
・売上高：１桁台半ばから後半の減収

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：2.70～3.00ドル（従来：3.80～4.15ドル）
・売上高：１桁台半ばから後半の減収

（NY時間10:18）
バス＆ボディワークス＜BBWI＞　41.90（+1.71　+4.25%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美