コンパスが決算冴えず大幅安 コスト削減計画を発表=米国株個別
オンラインで不動産サービスを展開するコンパス<COMP>が大幅安。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想以上だったほか、売上高も予想を下回った。ガイダンスも公表しており、第3四半期、通期とも予想を下回る売上高見通しを示している。
同社は不動産市場の低迷を受けコスト削減計画を発表し、約3.2億ドルのコスト削減目標を掲げた。レフキンCEOは声明で、「経費削減を推進する各分野にメドはついており、23年度にはフリーキャッシュフローを黒字にすることができる」と述べた。今年度末までに、目標とするすべてのコスト削減を完了する見込みだという。
(4-6月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.19ドル(予想:-0.11ドル)
・売上高:20.2億ドル(予想:21.2億ドル)
・EBITDA(調整後):420万ドル(予想:3068万ドル)
(7-9月・第3四半期見通し)
・売上高:14~15億ドル(予想:21.1億ドル)
(通期見通し)
・売上高:61.5~64.5億ドル(予想:75.5億ドル)
(NY時間10:14)
コンパス<COMP> 4.00(-0.68 -14.55%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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