【海外市場の注目ポイント】８月の独ＺＥＷ景況感指数など

　日本時間午後６時半に８月の独ＺＥＷ景況感指数が発表される。大方の予想はマイナス５２．７となっており、前月のマイナス５３．８を上回り、２カ月ぶりに上昇するとみられている。独ＺＥＷ景況感指数は直近２カ月続けて予想を下回っている。今回も同様の結果になれば、ユーロ圏内最大の経済国であるドイツの景気先行き警戒感からユーロが売られる可能性がある。
　
　また、日本時間午後９時半には７月の米住宅着工件数、同午後１０時１５分には７月の米鉱工業生産指数も発表される。７月の米住宅着工件数は、大方の予想が年換算１５２万８０００戸となっており、前月の同１５５万９０００戸を下回り、３カ月続けて減少すると見込まれ、７月の米鉱工業生産指数は、大方の予想が前月比０．３％上昇となっており、前月比では２カ月ぶりに上昇するとみられている。

MINKABU PRESS