FX/為替「ドル/円、米雇用統計の消化を終えてCPI待ちに」 外為トゥデイ 2022年8月9日号

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外為トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2022年8月9日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼8日(月)の為替相場
(1):中国貿易収支 予想上回る
(2):イタリア国債 格付け見通し引き下げ
(3):NY連銀調査 米消費者インフレ期待の低下

▼8日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:明日の米CPI待ち/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

8日(月)の為替相場

期間:8日(月)午前7時00分~9日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):中国貿易収支 予想上回る

7日に発表された中国7月貿易収支が、輸出の伸びを背景に予想を上回る1012.6億ドルの黒字となったことや、豪州の主要輸出品である鉄鉱石価格が上昇したことを受けて豪ドルが上昇した。なお、7月の中国の輸出はドル建てで前年比+18.0%と今年最大の伸びとなった。

(2):イタリア国債 格付け見通し引き下げ

ユーロは欧州市場に入ると売りがやや優勢となった。前週末5日の取引終了後に格付け会社ムーディーズがイタリア国債の格付け見通しを引き下げたことが嫌気されたと見られる。ムーディーズは、「政治環境により構造改革の実施が妨げられるリスクが高まっている」として同国の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更した。

(3):NY連銀調査 米消費者インフレ期待の低下

米10年債利回りが低下幅を拡大するとドル/円もこの日安値となる134.34円前後まで下落した。NY連銀の調査で、米消費者のインフレ期待が低下したことが背景と見られる。調査によると1年後のインフレ期待は前月の6.8%から6.2%に低下。3年後のインフレ期待も3.6%から3.2%に低下した。

8日(月)の株・債券・商品市場

外為注文情報

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本日の見通し

ドル/円の見通し:明日の米CPI待ち

昨日のドル/円は前週末比ほぼ横ばいの135円ちょうど付近で取引を終えた。米7月雇用統計の好結果を受けたドル買いの流れを引き継ぎ135.57円前後まで買いが先行したものの、海外市場では米長期金利が低下する中、134.34円前後まで反落した。

ただ、NY市場終盤にはクロス円の上昇を支えに買戻しが入り下げを埋めた。米7月雇用統計の消化を終えた市場は、明日の米7月消費者物価指数(CPI)待ちと見られる。

ドル/円は本日も日足一目均衡表の基準線(134.89円前後)を中心にもみ合う展開が続きそうだ。新規の手掛かり材料を欠く中、5日移動平均線(134.37円前後)がサポートになる一方、20日移動平均線(135.86円前後)はレジスタンスとなろう。

注目の経済指標

特になし

注目のイベント

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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