英中銀は次回0.50%ポイント利上げ後は消極的になるとの見方も=NY為替
NY時間に入ってドル買いが強まっており、ポンドドルは1.20ドル台前半に伸び悩んでいる。午後のFOMCの結果発表を前に神経質な動きも見られる中、ロンドン時間のポンドドルは一時1.2080ドル近辺まで上昇していた。本日の21日線は1.1990ドル付近に来ているが、その水準は維持されている。
市場からは、英中銀は0.50%ポイント利上げ後は消極的になるとの見方も出ている。次回8月の金融政策委員会(MPC)で0.50%ポイントの大幅利上げを実施する可能性が高いが、年内の残りの期間は消極姿勢に転向し、逆に来年は利下げの可能性が高いという。
具体的には、8月4日のMPCで政策金利を0.50%ポイント引き上げ1.75%にした後は、9月、11月と0.25%ポイントずつの利上げに戻り、年内に引き締めを終了。逆に来年は、景気後退とインフレ鈍化に対応して、2023年の5月と8月に0.25%ずつ2回の利下げを行うと予想しているようだ。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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