ジョンソン首相退陣はポンドにとって最大の要因ではない=NY為替
ポンドドルはロンドン時間に1.19ドル台前半まで下落していたが、NY時間にかけて1.20ドル台に買い戻されている。前日はジョンソン英首相の退陣のニュースが市場を駆け巡ったが、ポンドの反応はポジティブだった。
ただ、ジョンソン首相の退陣はポンドにとって最大の要因ではないとの指摘も聞かれる。首相の辞任は政治的安定をもたらし、EUに対する友好的路線の可能性は企業投資をサポートするかもしれない。しかし、インフレが10%を超え、経済成長が著しく鈍化することが予想される現在の経済状況のほうが、ポンドを語る上でより重要な問題だという。
ジョンソン首相辞任のニュースが流れたとき、ポンドは買いで反応したが、政治はポンドの方向性を決める主要なプレーヤーではない。不況への不安からドルが上昇し、ポンドはここ数日の損失を取り戻しただけだとしている。
なお、スナク前財務相が先ほど、与党保守党の党首選への出馬を表明した。
GBP/USD 1.2036 GBP/JPY 163.87 EUR/GBP 0.8462
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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