アファーム、アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ 反応は限定的=米国株個別
後払い決済システムを手掛けるアファーム<AFRM>に対してアナリストが、投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を15ドルとした。現行よりも38%低い水準。
同社は2024年度に非GAAPベースでの黒字化のガイダンスを示しているが、GAAPベースの黒字化への道のりはより疑わしいと見ているという。また、同社のバリュエーションは、同業他社よりもプレミアムで取引されているとも付け加えた。
他の従来からの消費者金融も後払い決済システムに参入しており、今後も競争は激化すると見ているという。同社については、安定した低コストの預金からの資金調達を可能とするために、銀行免許を取得することが有効だとも指摘した。
ただ、株価は売り先行で始まったものの、直ぐに買い戻されており、小幅安に留まっている。
(NY時間09:47)
アファーム<AFRM> 24.19(-0.16 -0.66%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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