ディックス・スポーティングに買い戻しが強まる 投資家との電話会議を受け=米国株個別
スポーツ用品のディックス・スポーティング・グッズ<DKS>がプラスに転じている。取引開始前に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、冴えない内容となったことから、序盤は売りが強まった。一時63.45ドルまで下落していたものの、売りが一巡すると今度は買い戻しが強まり、一時81ドル台まで上昇した。
同社は投資家との電話会議で、ナイキ<NKE>との提携がこれまでで最高であることや、売上高見通しの下方修正は経済状況全般で起きていることで、消費者や一般消費者が受けている圧力に対する警戒を反映したものであることなどを説明したことで安心感に繋がっているようだ。5月はいまのところトレンドに大きな変化は見られていないとも述べていた。
(2-4月・第1四半期)
・既存店売上高:-8.4%(予想:-10.8%)
・1株利益(調整後):2.85ドル(予想:2.47ドル)
・売上高:27.0億ドル(予想:26.3億ドル)
・在庫:+40.4%
(通期見通し)
・既存店売上高:-2~-8%(従来:-4~0%)(予想:-2.3%)
・1株利益(調整後):9.15~11.70ドル(従来:11.70~13.10ドル)(予想:12.65ドル)
(NY時間12:49)
ディックス・スポーティング<DKS> 79.38(+8.14 +11.43%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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