引けにかけて高値から調整も総じてプラス圏を維持=欧州株概況
きょうの欧州株式市場は引けにかけて売りが出たものの総じてプラス圏を維持。終値は、FTSE100指数が前営業日比87.24ポイント高の7389.98ポイント、仏CAC40指数が前営業日比12.53ポイント高の6285.24ポイントとなっている。フランクフルト(独)市場は、DAX指数が前営業日比99.61ポイント高の1万3981.91ポイントとなっている。
序盤に買いが入った米国株がその後下げに転じ、さらに売りが強まる展開となって居ることもあり、欧州株も引けにかけては売りが目立った。
独ダックスは高値から200ポイント超の下げとなったがプラス圏を維持。医薬品のメルク、食品デリバリーのハローフレッシュ、製造業のシーメンスなどの買いが目立った。ハノーバー再保険、ミュンヘン再保険などが軟調。ダイムラートラックホールディング、BMWなどの自動車株も軟調。
英FTも引けにかけて高値から調整もプラス圏を維持。医薬品、衛生品などの買いが目立ったほか、鉱物・エネルギー関連も強かった。医薬品大手アストラゼネカ、グラクソスミスクライン。衛生品大手ユニリーバ、鉱山大手リオティント、石油メジャーBPなどが堅調。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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