アレイが決算受け上昇 売上高が予想を上回る=米国株個別
アレイ・テクノロジーズ<ARRY>が上昇。同社は太陽光発電開発業者向けに、太陽エネルギープロジェクトで使用される地上設置システムを販売する。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、通期についても予想を上回る売上高見通しを示した。また、新CEOにホステットラー氏を指名する人事も発表した。4月18日から就任する。
アナリストからは、受注が好調で今回の決算は歓迎されるべき内容だが、収益への圧力や反ダンピングおよび、それに対する懲罰関税(AD/CVD)調査による潜在的な影響も浮き彫りになっていると指摘。通期のガイダンスは予想コンセンサスを上回っているものの、前回の目標を若干下回っているとした一方、受注残の伸びは心強いとも述べた。通期の見通しはAD/CVD調査による大きな影響はないことを前提にしており、見通しはまだ不透明だ。だた、ポジティブな方向には傾いているとしている。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.06ドル(予想:-0.07ドル)
・売上高:2.20億ドル(予想:2.13億ドル)
・粗利益率(調整後):4.7%(予想:8.0%)
・EBITDA(調整後):50万ドル(予想:419万ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):0.55~0.74ドル(予想:0.65ドル)
・売上高:14.5~17.5億ドル(予想:13.9億ドル)
・EBITDA(調整後):1.7~2.1億万ドル(予想:1.85億ドル)
(NY時間10:02)
アレイ<ARRY> 11.26(+0.69 +6.48%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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