ダウ平均は続落 ウクライナ情勢がなお流動的でIT・ハイテク株中心に売り=米国株前半
NY株式18日(NY時間13:15)
ダウ平均 34019.30(-292.73 -0.84%)
ナスダック 13476.79(-239.93 -1.70%)
CME日経平均先物 26820(大証終比:-270 -1.01%)
きょうのNY株式市場、IT・ハイテク株中心に売りが続いており、ダウ平均は続落している。ウクライナ情勢が依然として混沌としている中、明日からの3連休が控えていることもあり、投資家はリスクに慎重なようだ。株価指数は2週連続のマイナスになりそうな気配となっている。
きょうは株価指数、個別株それぞれの先物とオプションの清算日であるクアドループル・ウィッチングにあたり、不安定な展開も見られている。
市場は地政学的な出来事に過剰反応する傾向があるとの指摘も出ているが、今週はウクライナ情勢に投資家は神経を尖らせ、株式市場は苦戦を強いられた。一方、投資家はFRBの利上げにも頭を悩ませている。「左を見ればウクライナ情勢、右を見ればFRBの積極利上げといった2重のリスクで、投資家は身動きでなくなっている」とのコメントも聞かれた。
動画配信の受信機器やプラットホームを手掛けるロク<ROKU>が大幅安。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。第1四半期のガイダンスも予想を下回っている。
ロク<ROKU> 107.07(-37.64 -26.01%)
アップル<AAPL> 166.40(-2.48 -1.47%)
マイクロソフト<MSFT> 286.71(-4.03 -1.38%)
アマゾン<AMZN> 3020.86(-72.19 -2.33%)
アルファベットC<GOOG> 2612.21(-33.96 -1.28%)
テスラ<TSLA> 839.55(-36.80 -4.20%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 206.49(-1.22 -0.59%)
AMD<AMD> 110.63(-1.75 -1.55%)
エヌビディア<NVDA> 231.14(-13.93 -5.69%)
ツイッター<TWTR> 34.20(-1.23 -3.47%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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