フォックスが上昇 アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ=米国株個別
リスク回避の雰囲気が続く中、フォックス<FOXA>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の42ドルから50ドルに引き上げた。同社は他のメディア企業よりも有利な立場にあると指摘している。
スポーツ賭博への選択性、計算されたネット配信への投資、スポーツとニュースを中心とした有料放送のエコシステムにおいてリーダーシップがあるという。
同社の2023年度のEBITDAは予想コンセンサスを上回る可能性があるとしており、更新サイクルの上昇、好調な政治広告費、スーパーボウル、そして、NFLのコストのリセットなどに着目している。これらの材料のいくつかは周期的な性質を持つが、長期的に安定した利益拡大を促進するのに適した位置にあるという。
一方、同業他社は一般的なエンターテイメントのネット配信で厳しい状況に直面し、EBITDAおよびフリーキャッシュフロー(FCF)にさらなる圧力がかかるとしている。
(NY時間14:52)
フォックス<FOXA> 38.22(+0.53 +1.41%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。