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FX/為替「利上げ期待のドル買いと手仕舞いのドル売りが交錯」 外為トゥデイ 2021年12月16日号

マネ育チャンネル 

外為トゥデイ

目次

▼15日(水)の為替相場
(1):黒田総裁 CPIについて見解示す
(2):中国経済指標まちまち
(3):英経済指標は高い伸び ポンド上昇
(4):米小売売上高 予想下回る
(5):FOMC 2022年末までに3回の利上げ示唆
(6):パウエル議長 楽観的な見方示す

▼15日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:利上げ期待の買いと手仕舞いの売り

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

15日(水)の為替相場

f:id:gaitamesk:20211216094516p:plain期間:15日(水)午前7時10分~16日(木)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):黒田総裁 CPIについて見解示す

黒田日銀総裁は、直近で前年比+0.1%の消費者物価指数(CPI)の水準について「携帯電話料金引き下げの影響が1.5ポイントあり、実力としてはもう少し上」とした上で「様々な経路を経て2%に近付いていく可能性はある」との見解を示した。

(2):中国経済指標まちまち

中国11月小売売上高は前年比+3.9%と予想(+4.7%)を下回り、同鉱工業生産は前年比+3.8%と予想(+3.7%)を小幅に上回った。

(3):英経済指標は高い伸び ポンド上昇

英11月消費者物価指数は前月比+0.7%、前年比+5.1%と予想(+0.4%、+4.8%)を上回る伸びとなった。同小売物価指数も前年比+7.1%(予想+6.7%)、同生産者物価指数も前年比+9.1%(予想+8.2%)と高い伸びを記録した。これを受けて英中銀(BOE)が翌日の金融政策委員会(MPC)で利上げに動く可能性が高まったとの見方からポンドが上昇した。

(4):米小売売上高 予想下回る

米11月小売売上高は前月比+0.3%と予想(+0.8%)を下回った。自動車を除いた売上高も前月比+0.3%(予想+0.9%)にとどまった。品不足や物価上昇の影響で消費が鈍ったとの見方も出ていた。

(5):FOMC 2022年末までに3回の利上げ示唆

米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利(0.00-0.25%)の据え置きを決定。声明で「ワクチン接種の進展と強力な政策支援により、経済活動と雇用の指標は引き続き力強さを増した」との見解を示した。また、「インフレの進展と労働市場のさらなる改善を考慮して、委員会は、純資産購入の月間ペースを国債で200億ドル、エージェンシーローン担保証券で100億ドル縮小することを決定」として、来年1月以降にテーパリング(量的緩和の段階的な縮小)を加速させる事を決めた。同時に発表した経済・金利見通しではインフレ率や失業率の予測を上方修正した上で、2022年末までに25bp(0.25%)ずつ3回の利上げを行う見通しを示した。これを受けて米長期金利が上昇する中、ドル買いが強まった。

(6):パウエル議長 楽観的な見方示す

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はFOMC後の会見で「経済見通しの変化がテーパリング加速を支持」「引き続き力強い経済成長を想定」「労働市場は最大雇用に向け急速に進展」「賃金はここ数年で最も速いペースで上昇」「テーパリングは来年3月半ばに終了する見通し」「テーパリングと利上げの間に長い遅れが生じると予想しない」「最大雇用に到達する前に利上げに踏み切る可能性はある」などと発言。米経済に対する楽観的な見方が示されたとして米国株が反発すると、ドルは下落に転じた。リスクオンのドル売りと円売りで豪ドルやユーロが強含む中、クロス円は上昇した。

15日(水)の株・債券・商品市場

f:id:gaitamesk:20211216074626p:plain



外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

f:id:gaitamesk:20211216093935p:plain

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

f:id:gaitamesk:20211216094028p:plain

ドル/円の見通し:利上げ期待の買いと手仕舞いの売り

昨日のドル/円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が来年3回の利上げ見通しを示した事を受けて114円台を回復。「オミクロン・ショック」で急落した11月26日以来となる114.27円前後までドルが上昇した。ただ、その後は一時114円台を割り込むなど、NYクローズにかけて伸び悩んだ。FOMCを今年最後のビッグイベントとして位置付けていた参加者も少なくないと見られ、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見後には手仕舞い売りが出ていた模様。

本日のドル/円はFRBの利上げ期待が下値を支える一方、年末に向けた持ち高調整の動きが上値を抑える展開が見込まれる。複数の下値支持線がある113円台では押し目買いが入りやすいものの、114円台ではドルの上値を買う動きはやや鈍りそうだ。

注目の経済指標

f:id:gaitamesk:20211216093846p:plain

注目のイベント

f:id:gaitamesk:20211216101022p:plain※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

●免責事項

マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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