リスク警戒感強まる展開に=米国株序盤
きょうのNY株式市場は、東京市場から南アで見つかった感染力の高い新型コロナウイルス変異株の報道からリスク警戒が強まっており、NY市場での株安の動き。EU当局がデルタ株などと同様に懸念される変異株(VOC)とするなどかなり警戒感が必要な変異株との認識が広がっている。
前日比は、ダウ工業株30種平均が859.02ドル安の3万4945.36ドル、ナスダック総合指数が172.12安の1万5673.11、S&P500が74.17安の4627.29。
今日は感謝祭翌日で短縮取引となる。通常落ち着いた取引となりやすい今日の市場で、株の売りが優勢に。ダウ平均では4銘柄を除いて下落する動き。特にアメリカン・
エキスプレス<AXP>はCDSスプレッド拡大などを嫌気して8%を超える下げを見せるなど厳しい展開に。
ボーイング<BA>が7%超の下げ、JPモルガン・チェース<JPM>、ゴールドマン<GS>などの銀行株も大幅安という流れ。
そうした中、P&G<PG>は過去最高値を更新するなどしっかりの展開に。
GAFA関連ではテスラ<TSLA>が2%超の下げ、アルファベット<GOOG>なども軟調。巣ごもり需要期待もありアマゾンはプラス圏。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。