東京株式(寄り付き)=軟調、NYダウ上昇もナスダック安で気迷いムード
24日の東京株式市場は売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比110円安の2万9663円と反落。
前日の東京市場は休場だったが、米国株市場では米10年債利回りの上昇を受けNYダウが続伸したもののハイテク株比率の高いナスダック総合指数は続落する展開となった。これを受けて、きょうの日本株も上値の重い展開となりやすい。外国為替ではドル買い・円売りが顕著で1ドル=115円台まで円安が進んでいることはハイテクや自動車株など輸出セクターにプラスに働くが、日経平均2万9000円台後半では売り圧力が意識されやすく積極的に上値を買い進む動きは見込みにくい。取引時間中は、ここ下値模索が続いている香港株市場の動向などに関心が向かう可能性がある。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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