レイジーボーイが好決算も下げに転じる サプライチェーン問題への不安=米国株個別
家具販売のレイジーボーイ<LZB>が前日引け後に8-10月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。また、四半期配当を従来の1株0.15ドルから0.165ドルに10%増配したことも好感されている。配当起算日は12月1日時点の株主に12月15日に支払う。事前予想の0.16ドルよりも若干高かった。
ただ、同社のルシアンCFOは「感染拡大に伴うベトナムでの工場閉鎖によるサプライチェーンの混乱はしばらく続くことが予想される」とも述べていた。
株価は寄り付きこそ上昇して始まったものの、買い一巡後は売りが強まり下げに転じている。
(8-10月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.85ドル(予想:0.73ドル)
・売上高:5.76億ドル(予想:5.47億ドル)
・営業利益:5410万ドル
・卸売売上高:+28%
・EBITDA(調整後):6082万ドル(予想:5610万ドル)
(NY時間10:03)
レイジーボーイ<LZB> 36.28(-1.11 -2.97%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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