ビオニアが上昇 クアルコムが1株37ドルで正式に買収提案=米国株個別
運転支援ソフトウエアのビオニア<VNE>が上昇。半導体大手のクアルコム<QCOM>が1株37ドルで正式に買収提案を行った。買収規模は40億ドル以上となる。ビオニアは7月にカナダのマグナ<MGA>から買収提案を受けており、1株31.25ドルでの提案となっている。
クアルコムは同社の車を認識して運転の行動を決定するARRIVERソフトウェア事業のみに関心を持っており、その他の資産については、投資会社や他の自動車会社に売却する可能性があるという。マグナの対応待ちだが、体力的にクアルコムとの競争に苦戦する可能性もあり、追加条件を提示する可能性は低いとの見方も出ている。
(NY時間13:33)
ビオニア<VNE> 35.75(+0.94 +2.69%)
クアルコム<QCOM> 142.54(-0.14 -0.10%)
マグナ<MGA> 78.59(-0.54 -0.68%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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