アジア株 香港株は続伸もハイテク関連は下落、規制強化への警戒感残る
アジア株 香港株は続伸もハイテク関連は下落、規制強化への警戒感残る
東京時間14:03現在
香港ハンセン指数 27514.16(+169.62 +0.62%)
中国上海総合指数 3556.93(+32.84 +0.93%)
台湾加権指数 17805.12(+143.64 +0.81%)
韓国総合株価指数 3247.17(+29.22 +0.91%)
豪ASX200指数 7329.00(+55.71 +0.77%)
インドSENSEX30種 52669.83(+283.64 +0.54%)
アジア株は総じて上昇、前週末の米株高を好感した買いが続いている。
香港株は続伸。医療品や不動産、消費者サービス関連が高い。一方、テンセントや舜宇光学科技などハイテク関連は下落している。規制強化への警戒感が依然として残っているもよう。中国国家インターネット情報弁公室は9日、滴滴出行のアプリ新たに25種のダウンロードを禁止すると命じた。
台湾と韓国市場ではハイテク関連が総じて上昇している。
豪州株は0.77%高、BHPビリトンやリオティントなど素材関連の上げが目立つ。
一方で、感染再拡大懸念は一段と高まっている。豪州ニューサウスウェールズ州では過去最多となる112人の新規感染者が確認された。同州首相は会見を開き、州都シドニーのロックダウンが今週末で終了する可能性は極めて低いとし、住民にステイホームを呼び掛けた。韓国では新規感染者数が6日連続で1000人台となった。首都ソウルではきょうからコロナ規制レベルが「最高」に引き上げられた。18時以降の2人以上の私的集まりが禁止になるほか、娯楽施設が閉鎖される。
執筆者 : MINKABU PRESS
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