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東京株式(大引け)=21円安、小幅ながら3日続落し月末は10カ月連続安に

株式 

 30日の東京株式市場は、朝方は買い優勢でスタートし日経平均は一時2万9000円台目前まで上昇したが、その後は値を消す展開となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比21円08銭安の2万8791円53銭と3日続落。東証1部の売買高概算は9億6336万株、売買代金概算は2兆3477億円。値上がり銘柄数は786、対して値下がり銘柄数は1296、変わらずは108銘柄だった。

 きょうの東京市場は、朝方はリスクを取る動きが優勢だったが買いは続かなかった。前日の米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数や半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が過去最高値を更新したことで、東京市場でもそれに追随する動きをみせたが、寄り後ほどなくして日経平均は急速に値を消す展開となった。引き続き2万9000円近辺では売り圧力に跳ね返される展開となっている。週末の米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑に加え、国内外で新型コロナウイルス変異株(デルタ株)に感染するケースが増加しており警戒感が強い。鉄鋼株などが下げたほか、不動産、小売りなど内需株にも売りがかさんだ。きょうは6月最終売買日であり、日経平均が安く引けたことで10カ月連続の“月末安”となった。

 個別では、売買代金トップとなったレーザーテック<6920>だが株価は朝高後に値を崩す展開となったほか、ソニーグループ<6758>も軟調。エーザイ<4523>も下落した。日立製作所<6501>、三菱電機<6503>なども売りに押された。信越化学工業<4063>も安い。スギホールディングス<7649>、クスリのアオキホールディングス<3549>などドラッグストア株が急落、アスクル<2678>も大幅安となった。

 半面、中外製薬<4519>が商いを伴い上昇、エムスリー<2413>も買われた。ベイカレント・コンサルティング<6532>大きく値を上げたほか、村田製作所<6981>も堅調、KDDI<9433>なども値を上げた。富士通<6702>、NEC<6701>は買いが優勢だった。アトラグループ<6029>が大幅高、リンクアンドモチベーション<2170>、ウシオ電機<6925>なども人気を集め急伸。アトラエ<6194>も値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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