カナダ中銀の出口戦略はFRBよりも早いとの見方も=NY為替

商品 

 カナダドルの買いが続いており、ドルカナダは1.25ドル台前半に下落している。一方、カナダ円も今週はドル円の下げの影響で戻り売りが続いていたが、きょうは87円台半ばまで買い戻されている。世界的な景気回復への期待から原油相場が復活しており、カナダドルは上昇トレンドを続けている。

 また、カナダ中銀の早期出口戦略への期待も高いようだ。この日発表のカナダの3月の雇用統計では30万3100人の雇用が増加していた。夏までの完全雇用回復に向けて順調に進んでおり、パンデミック前の水準の98.5%にまで達している。米国はまだ95%程度で、これはカナダ中銀がFRBよりも前に金融政策を引き締める可能性を示唆しているという。4月は雇用改善が一服する可能性が高いとみられているものの、ワクチン接種と制限措置の緩和で、強い回復が示される可能性がある。

 カナダ中銀は、向こう何年も金利はゼロ近辺のままである可能性に言及しているものの、近いうちに大幅な修正が必要になる可能性もあるという。FRBよりもカナダ中銀のほうが、出口戦略の開始が早い可能性も指摘されている。

USD/CAD 1.2532 CAD/JPY 87.49

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

主要通貨レート

直近24時間の重要経済指標