J&Jが下落 ワクチンの製造施設で生産ミス=ダウ採用銘柄
ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が下落。新型ウイルス向けワクチンの製造施設での生産ミスで、1500万回分の成分が影響を受けたと発表した。ただ、J&Jは直近のワクチン出荷の目標は達成できたとしている。問題が発生したのはエマージェント・バイオソリューションズのボルティモア工場。
J&Jは発表資料で、エマージェント・バイオソリューションズの施設でワクチン成分のバッチの1つが品質基準を満たさないことが品質管理プロセスで判明したと説明。ただ、米政府に2000万回分余りのワクチンを3月中に納める目標は達成できたとし、4月末までにさらに2400万回分の供給を見込んでいるとした。
J&Jは6月末までの1億回分の出荷目標を堅持しており、これより早い5月末までに届けることを目指しているとした。
(NY時間09:48)
ジョンソン・エンド・ジョンソン 162.63(-1.72 -1.05%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。





