東京株式(寄り付き)=反発、米ナスダック上昇と円安が追い風
1日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比263円高の2万9441円と反発。
名実ともに新年度入りとなった東京株式市場は買いが先行して始まった。前日の米国株市場では、同日に明らかとなるバイデン政権の巨額のインフラ投資政策に対する期待からハイテク株が買いを集め、これを反映してナスダック総合指数が3日ぶりに高くなった。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も大きく上昇しており、東京市場でも半導体関連などをはじめハイテク株への買い戻しが全体相場を押し上げそうだ。外国為替市場ではドルが買われ、1ドル=110円台後半の円安で推移していることも追い風となっている。朝方発表の日銀短観も概ね好内容だった。ただ、米長期金利上昇に対する警戒感はくすぶっており、取引時間中は米株価指数先物などを横にらみに不安定な動きとなることも考えられる。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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