アップスタートが急伸 融資取扱件数が57%増加=米国株個別
人工知能(AI)を活用した融資プラットフォームを手掛けるアップスタートが急伸。10-12月期決算(第4四半期)を発表しており、営業収益が39%増加し、融資取扱件数も57%増加した。営業利益は196%増。また、貢献利益率は46%と前年の31%から大きく上昇している。
ガイダンスも公表しており、第1四半期の営業収益は1.12億~1.18億ドル、貢献利益率は44%を見込んでいるようだ。また、同社は自動車ローンのプラットホームを手掛けるプロダジィ・ソフトウエアの買収も発表。
アナリストからは、融資取扱件数の急増は非常に印象的で、第4四半期は「圧倒的」な四半期だったとの評価も出ている。
(10-12月・第4四半期)
・営業収益:8670万ドル
・融資取扱件数:12万3396件(+57%)
・営業利益(調整後):1040万ドル(+196%)
・EBITDA(調整後):1550万ドル(+123%)
・貢献利益率:46%
(1-3月・第1四半期見通し)
・営業収益:1.12~1.18億ドル
・営業利益(調整後):1340~1420万ドル
・EBITDA(調整後):1460~1530万ドル
・貢献利益率:44%
(通期見通し)
・営業収益:約5億ドル
・貢献利益率:41%
(NY時間09:50)
アップスタート 93.00(+32.21 +52.99%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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