ドル相場が振幅するなかで、ポンドは堅調=ロンドン為替概況

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ドル相場が振幅するなかで、ポンドは堅調=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ポンドが堅調に推移している。前日と同様にユーロ売り・ポンド買いの動きが優勢。背景には英中銀のマイナス金利導入への慎重姿勢があるようだ。昨日にベイリー英中銀総裁が、英経済はワクチン接種の進展で力強い回復が想定されると述べた。さらに、実際にはマイナス金利を導入するかどうかについて議論しておらず、何の判断も下していないとした。ECB理事会後のラガルド総裁会見でユーロ高けん制への思惑があることとは対照的な状況となっている。ポンドドルが1.37台乗せから1.3746レベルに高値を伸ばす一方、ユーロドルは一時1.2120レベルまで下げたあと1.2147レベルと小幅の高値更新にとどまっている。ユーロポンドは0.8830レベルと前日安値を更新した。欧州株は米株先物はおおむねプラス圏で推移しているが、やや上値が重くなっており、売買が交錯している。ドル円は103.30-50レベルでの振幅。クロス円はポンド円が一時142円台乗せと堅調も、ユーロ円は125.40-60レベルでの揉み合いに終始している。トルコ中銀は大方の予想通り政策金利を据え置いた。リラ相場の反応はハッキリしていない。

 ドル円は103円台前半での取引。東京午後につけた103.33レベルを安値に、ロンドン序盤には103.55近辺まで一時反発。しかし、上値は重く103.50割れ水準に押し戻されている。欧州株は堅調に取引を開始したが、足元では高安まちまちとなっている。欧州通貨主導でドル売りが優勢になっており、ドル円の上値を抑えている。

 ユーロドルは1.21台前半での取引。東京市場でのじり高の動きのあと、ロンドン序盤には1.2110台まで一時反落。ユーロポンドの売り圧力が売りを誘った。しかし、ポンドドルが高値を伸ばす動きとともに1.2147レベルまで小幅に高値を更新している。ユーロ円は125.40近辺から125.60近辺での振幅にとどまっており、方向性は希薄。このあとのECB理事会の結果内容を見極めたいとのムードになっている。ラガルドECB総裁がユーロ相場動向について再度注意喚起するのかどうかがポイントに。

 ポンドドルは1.37台前半での取引。東京市場から引き続き堅調に推移しており、ロンドン序盤には高値を1.3746レベルに伸ばした。その後は買い一服も1.37台は維持している。ポンド円は141.40-50レベルでサポートされたあと、高値を142.20レベルまで伸ばした。その後は142円をやや割り込むも、高値圏は維持している。ユーロ売り・ポンド買いの動きが優勢で、ユーロポンドは一時0.8830レベルと前日安値を下回った。昨日にベイリー英中銀総裁が、英経済はワクチン接種の進展で力強い回復が想定されると述べた。さらに、実際にはマイナス金利を導入するかどうかについて議論しておらず、何の判断も下していないとした。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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