ドル円は仲値通過後に軟化、クロス円は上値重い=東京為替前場概況
東京外為市場、ドル円は5・10日(ゴトウビ)に伴う実需筋のドル買いで仲値にかけて103.94円付近まで強含んだが、仲値公示後は日経平均株価の下げ幅拡大も相まって、103.75円近辺まで軟化した。
クロス円はおおむね上値重く推移している。前日比3ケタの上昇でスタートした日経平均株価が伸び悩み、一転して3ケタの下げ幅となっていることが影響している。
ユーロドルや豪ドル/ドルはややドル安傾向。次期米財務長官に指名されたイエレン氏の上院における指名承認公聴会で特にサプライズがなかったことから、ポジション調整のドル売りが優勢となっているようだ。
日経平均株価は反落。前引けでは前営業日比129.08円安の2万8504.38円となった。
午前11時30分現在では、ドル円は1ドル=103.78円、ユーロドルは1ユーロ=1.2147ドル、ユーロ円は1ユーロ=126.06円、ポンド円は1ポンド=141.71円、豪ドル円は1豪ドル=80.13円、NZドル円は1NZドル=74.01円、スイス円は1スイスフラン=116.93円、カナダ円は1カナダドル=81.64円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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