豪州株は上昇、米株高やワクチン期待で ワイン株は大幅続落、中国による関税適用を懸念
豪州株は上昇、米株高やワクチン期待で ワイン株は大幅続落、中国による関税適用を懸念
東京時間08:36現在
豪ASX200指数 6634.90(+33.85 +0.51%)
豪州株は買い優勢で始まっている。前週末の米株上昇を好感しているほか、コロナワクチンへの期待が高まっている。
アダムス米公衆衛生局長官は、ファイザーとモデルナ2社の新型コロナウイルスワクチンについて、緊急使用許可(EUA)に向け、迅速な審査承認に取り組む考えを示したとの報道が伝わったほか、ファイザーのコロナワクチンについて、英国の医療製品規制庁が数日中に緊急承認する見通しで、速ければ来週7日にも接種が始まるとも報じられている。
ワインメーカーのトレジャリー・ワイン・エステートは8.2%安と大幅続落。一時12%下げる場面も見られた。先週末に中国商務省が、豪州からの輸入ワインに反ダンピング関税を課すと発表したことを受け、同社株は先週末11%超急落し、その後は売買停止となっていた。同社CEOは中国による関税適用の影響の軽減に努めていると述べたものの、きょうも急落して始まっている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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