ドル売り基調継続、ドル円は104円割れを付ける動きも=東京為替概況
昨日NY市場からのドル売り基調が継続。NY市場朝に104円07銭まで値を落とし、その後の戻りが104円25銭までと限定的にとどまるなど、頭の重い印象が強いまま迎えた東京市場。朝の104円10銭台での取引からドル売り円買いが進み、NY市場の安値を割り込んで104円03銭を付けるも、大台割れには慎重姿勢が見られ、104円15銭前後まで値を戻してもみ合いに。午後に入っても狭いレンジでのもみ合いが続いたが、頭の重さを嫌気する形でポジション調整が出たことや、東京でこれまでで最多となる493人の1日当たり新規感染者数が記録され、日経平均が急落するなどの動きから円買いが出たことで、ドル円は104円ちょうどを割り込む場面が見られた。大台割れからの売りには慎重も、戻りも鈍くドル安円高基調が優勢に。
ユーロドルは東京市場午前にユーロ円の売りなどに1.1850前後まで値を落とす場面が見られたが、その後はユーロ買いに転じ、午後に入っても買いが目立つ格好で1.1870台まで。昨日の海外市場で1.1890台を付けており、直近レンジの中での動きとは言え、下値しっかりの展開。
ユーロ円はリスク警戒などを受けた円買いの流れが昨日の海外市場から続く展開。NY市場で下値を支えた123円台半ばを割り込んで売りが加速し、午前中に123円36銭まで値を落とす場面が見られた。その後はユーロドルの買い戻しもあってしっかりとなり、123円台半ばを回復。
昨日の海外市場でEUとの通商合意が来週にもまとまるとの期待もあって買いが入ったポンドは午後に入ってしっかりの動き。午前中はユーロドルでのユーロ売りの場面で1.3243近辺を付けるなど、朝の1.3260前後からやや値を落とす場面が見られたが、その後は一転してポンド買いに。もっとも1.3270手前までと、昨日の海外市場で付けた高値1.3272に届かず、頭の重い展開。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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