東京株式(寄り付き)=やや売り優勢、米ハイテク株高もFOMC控え様子見
16日の東京株式市場はやや売りに押される展開で、寄り付きの日経平均株価は前営業日比29円安の2万3425円と続落。
前日の米国株市場では半導体関連株などを買い戻す動きが続き、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は続伸、NYダウも小幅ながら3日続伸したが、後半は伸び悩む展開となった。手掛かり材料難のなか、外国為替市場で円高含みに振れていることもあり、東京市場は引き続き手控えムードが強い。日本時間のあす未明に判明するFOMCの結果やパウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとの思惑から積極的な買いは入りにくい。米中摩擦や新型コロナウイルス感染拡大の対する警戒感も拭えない。一方、下値を大きく売り込むような材料も見当たらず、日経平均は狭いゾーンでのもみ合いが予想される。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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