強弱まちまちの内容に市場は反応薄 ドル円は１０６円台半ば＝ＮＹ為替速報
日本時間２３時に発表になった一連の米経済指標はまちまちな内容となったこともあり、市場の反応は薄い。米新築住宅販売件数は予想外の強さを示した一方で、米消費者信頼感指数は予想を大きく下回り、６年ぶりの低水準に落ち込んだ。
感染第２波の影響や失業給付金の上乗せ措置の満了で、まだ失業者がまだ何百万人もいる中で、消費者のセンチメントが大きく低下したことがうかがえる内容。
きょうの為替市場はドル買い戻しが優勢となっているが、この日の米消費者信頼感指数からは、ＦＲＢの低金利政策は長期化するとの見方を裏付ける内容となっている。
ドル円は１０６円台半ば、ユーロドルは１．１８３０ドル近辺での推移が続いている。
USD/JPY 106.48 EUR/USD 1.1834
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。
