アジア株は上昇 OPEC+減産延長合意や米景気回復期待で
東京時間11:04現在
香港ハンセン指数 24899.69(+129.28 +0.52%)
中国上海総合指数 2944.84(+14.04 +0.48%)
台湾加権指数 11554.63(+75.23 +0.66%)
韓国総合株価指数 2178.99(-2.88 -0.13%)
NZSX浮動株50トータルリターン 11438.65(+266.99 +2.39%)
豪ASX200指数 5998.72(休場)
アジア株は韓国を除いて上昇、前週末の米株大幅高を好感して買い優勢で始まった。
5日に発表された米雇用統計は非農業部門雇用者数が予想外の増加、失業率も13.3%と予想外の改善となり、ポジティブサプライズとなった。
また、6日にOPECプラスが協調減産の延長で合意したことが好感されているほか、NY市が本日から一部で経済活動を再開することで、米景気回復期待が一段と高まっている。
ただ、大幅上昇して始まったダウ先物指数が上げを縮小、11時時点で18ドル高。アジア株も上値の重い展開となっている。
上海株は0.48%高。7日に発表された中国5月の貿易黒字はドル建てベースで629億ドルと統計開始以来、最高を記録した。
韓国株は0.13%安。序盤に約4カ月ぶりに2200の大台を回復したことから、利益確定の売りに押されているもよう。
台湾市場ではTSMCが1.3%高、米アップルやクアルコムなどが7ナノメートル半導体を追加で受注したとの報道が好感されている。
NZ株は大幅高。映画やアウトドア、航空など幅広い銘柄が上昇。ニュージーランド航空は8.9%高、一段のコスト削減計画が好感されている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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