ドル円、安値から少し買い戻し=東京為替概況
ドル円は106円台前半でのもみ合いが続いた。
前日のNY市場夕方(本日東京早朝)に106円割れを付けたドル円。下押しには慎重も戻りも鈍く、朝方は106円ちょうど前後での推移。東京勢の本格参加とともに少しドル買い円売りが入り106円20銭台まで上昇。もっとも下落時にサポートとなった106円台半ばが意識される中で、ドル買い円売りにも慎重で値幅は限定的なものにとどまった。
午後に入っても買い戻しの流れが見られ106円30銭台を回復。
ユーロドルは1.07後半での推移。昨日の海外市場で1.07台まで値を落とし、その後は1.08兆度を挟んでの振幅。昼前後に1.08005近くまで戻すも、戻りでは売りが出る流れで午後に再び1.0790台に。
この後政策金利発表及び四半期インフレ報告が予定されているポンドは1.2330前後での推移。ユーロ同様に頭がの重い展開の中、朝方1.2310前後を付けたが、MPCを前に1.2300を試す勢いはなく、少し買い戻し。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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