アジア株 上海株は上値重い 国内で感染2万人突破、香港で初の死者
東京時間14:02現在
香港ハンセン指数 26668.65(+311.67 +1.18%)
中国上海総合指数 2752.44(+5.83 +0.21%)
台湾加権指数 11566.30(+211.38 +1.86%)
韓国総合株価指数 2155.19(+36.31 +1.71%)
豪ASX200指数 6946.10(+22.85 +0.33%)
インドSENSEX30種 40412.38(+540.07 +1.35%)
アジア株は総じて上昇、上海株が下げ止まっていることが好感されているもよう。
上海株は0.21%高。大幅続落して始まり、一時2700ポイント台を割り込む場面も見られたが、その後はプラス圏を回復している。昨日と今日の2営業日で9%近く下げていることから値ごろ感による買い戻しと見られる。依然として新型コロナウイルス感染拡大への懸念は強い。
中国国家衛生健康委員会は4日、中国での新型コロナウイルス感染による死者は計425人になり、感染者は2万438人になったと発表した。
新型コロナウイルスの影響を受け、中国当局は2020年の経済成長率目標を引き下げるかどうかを検討しているもよう。3月5日に開かれる全国人民代表大会で公表される。当初は「6%前後」が予想されていたが、新型コロナウイルスを受けて、一部では「5.5%に程度」に下方修正する可能性があるとの見方が出ている。
香港では新型コロナウイルス感染で初めての死者が出たとの報道が伝わった。
韓国では現代自動車が中国部品の不足を受けて今週いっぱい国内での生産を停止するとした。
マカオはカジノ運営を半月ほど停止することを検討しているもよう。
豪州株は上げ幅を縮小。豪中銀は政策金利を0.75%に据え置くとした。昨年から続く山火事や最近の新型コロナウイルス感染拡大を受けて一部では利下げするとの見方が出ていた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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