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ドル円レンジ取引続く

見通し 

ドル円レンジ取引続く、ポンドは下げの勢い収まるも重い

ポンドはEU離脱移行期間延長を回避方針が重石となっている

【東京市場】ドル円小動き、ポンド売り続く

 ドル円は小動きに徹し、109円40銭台での推移。
ポンドは売りが続き1.30台後半と、選挙前の水準に。
ボリスジョンソン英首相がEU離脱後の移行期間を
来年末から延長することを阻止する方針を示しており、
条約締結などの準備が整わない可能性が懸念された流れが続いている。
 

【ロンドン市場】ポンド落ち着く

 ドル円はもみ合いが続いた。
上下ともに動意に欠ける展開で狭いレンジでもみ合いに。
東京市場で売りが出たポンドは下げ渋り。
朝方の売りは東京安値に届かず、
その後少し買い戻されてもみ合った。
独Ifoは好結果でユーロ買いも、動きは限定的に。

【NY市場】ドル円少し買い戻しも限定的

 朝方はドル円の買い戻しが入り109円60銭台に、
その後はもみ合い、109円台半ば前後でのもみ合いという流れに変わりはない。

 ポンドはロンドン市場からやや値を落とし
東京の安値を割り込むなど軟調地合いが継続。
移行期間延長阻止を受けた市場の警戒感がまだ続く流れに。

【本日の見通し】ドル円はもみ合い続くか

 ドル円はもみ合いが続く見込み。
109円台半ばから上下ともに動きにくい。
米中合意を好感した流れから下値はしっかりも
110円までの売りを崩す勢いに欠ける展開。
英ブレグジット問題で、移行期間延長を回避する動きが
市場の懸念を誘っている件に関して、
ポンド円の売りからドル円にやや重石となっている面も。

 ポンドはまだ売りが続くか。
いったん期待感から買い上げただけに反動が出る可能性。
上昇をいったん打ち消したこともあり、
また残っているとみられるうえで買いに回ったポジションの整理が落ちつくと
下げも一服となりそう。

【本日の戦略】レンジ意識

 ドル円はレンジを意識
デイトレは回転を基本為。
スウィングは押し目待ちの展開か。
109円割れはストップ。

 ポンドの売り基調が続くかが注目。
ここからの売りにはやや慎重に。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

-+—+–+—+—+—+—+—+—+–+–
《12/18 水曜日》
   ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  109.48  1.1150  122.08
高値  109.63  1.1154  122.16
安値  109.40  1.1111  121.75
終値  109.55  1.1114  121.77
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《12/18 水曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  23934.43 -131.69
DOW   28239.28 -27.88
S&P    3191.14 -1.38
Nasdaq  8827.73 +4.38
FTSE   7540.75 +15.47
DAX   13222.16 -65.67
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《12/18 水曜日の商品市場》
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=60.93(-0.01 -0.02%)
NY金先物2 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1478.70(-1.90 -0.13%)
–+—+—+—+—+—+—+—+—+-
《12/18 水曜日に発表された主な経済指標》

【日本】
通関ベース貿易収支(11月)8:50
結果 -821億円
予想 -3555億円 前回 157億円(173億円から修正)
結果 -608億円
予想 -564億円 前回 -347億円(季調済)

【ユーロ圏】
ドイツ生産者物価指数(11月)16:00
結果 0.0%
予想 0.1% 前回 -0.2%(前月比)
結果 -0.7%
予想 -0.6% 前回 -0.6%(前年比)

Ifo景況感指数(12月)18:00
結果 96.3
予想 95.5 前回 95.1(95.0から修正)

ユーロ圏消費者物価指数・確報値(11月)19:00
結果 1.3%
予想 1.3% 前回 1.3%(コア・前年比)
結果 1.0%
予想 1.0% 前回 1.0%(前年比)

【英国】
消費者物価指数(11月)18:30
結果 0.2%
予想 0.2% 前回 -0.2%(前月比)
結果 1.5%
予想 1.4% 前回 1.5%(前年比)
結果 1.7%
予想 1.7% 前回 1.7%(コア・前年比)

生産者物価指数(11月)18:30
結果 -0.3%
予想 0.0% 前回 -1.1%(-1.3%から修正)(仕入・前月比)
結果 -2.7%
予想 -2.6% 前回 -5.0%(-5.1%から修正)(仕入・前年比)
結果 -0.2%
予想 0.0% 前回 -0.1%(出荷・前月比)
結果 0.5%
予想 0.8% 前回 0.8%(出荷・前年比)
結果 -0.1%
予想 0.1% 前回 -0.1%(出荷・コア・前月比)
結果 1.1%
予想 1.2% 前回 1.3%(出荷・コア・前年比)

小売物価指数(11月)18:30
結果 0.2%
予想 0.0% 前回 -0.2%(前月比)
結果 2.2%
予想 2.0% 前回 2.1%(前年比)
結果 2.3%
予想 2.1% 前回 2.1%(前年比・除くモーゲージ利払い)

【米国】
MBA住宅ローン申請指数(12/07 – 12/13)21:00
結果 -5.0%
予想 N/A 前回 3.8%(前週比)

米週間石油在庫統計(バレル・前週比)0:30 
原油 -108.5万(4億4683万)
ガソリン +252.9万(2億3730万)
留出油 +150.9万(1億2510万)
(クッシング地区)
原油 -26.5万(4016万)
*()は在庫総量

【カナダ】
消費者物価指数(11月)22:30
結果 -0.1%
予想 -0.1% 前回 0.3%(前月比)
結果 2.2%
予想 2.2% 前回 1.9%(前年比)

【NZ】
GDP(第3四半期)19日6:45
予想 0.5% 前回 0.5%(前期比)
予想 2.3% 前回 2.1%(前年比)

貿易収支(11月)19日6:45
予想 -7.00億NZドル 前回 -10.13億NZDドル

+—+–+—+—+—+—+—+—+–+–
《12/18 水曜日のに発表された主なイベント・ニュースなど》
【ユーロ圏】
*独Ifo
第4四半期のドイツGDP成長は0.2%増と予測。
ドイツ経済は新年に向けてより信頼感が回復する見込み。
製造業部門は依然としてリセッション状態、回復にはしばらく時間かかる。
米中貿易摩擦が緩和する兆候、ドイツ輸出業者は歓迎。
英総選挙の結果はブレグジットの道筋をより明確化、不透明感後退に。

*クーレECB理事
インフレ目標の引き下げは間違い。
現在の諸手段でより一層の緩和が可能なことは疑い無い。
ECBは中期的なインフレ目標が2%であること明確にすべき。
インフレ目標バンドの設定も可能に。

【日本】
*政府
2020年度GDP成長率は実質プラス1.4%に。
事業規模26兆円の経済対策が需要下支えに。
内閣府7月時点の試算プラス1.2%から上方修正。
個人消費は前年度比プラス1.0%、設備投資は同プラス2.7%に。

【英国】
*フォンデアライエンEU委員長
2020年末までに英国と貿易合意できなければ、崖っぷちに立つことに。
崖っぷちの離脱(CLIFF EDGE BREXIT )はEU以上に英国に悪影響与える。
来年2月1日から貿易交渉を始める用意できている。

【米国】
*ウィリアムズNY連銀総裁
今年の経済のパフォーマンスは良好。
来年の成長見通しは2%前後。
3.5%の失業率は非常に好位置。
政策変更には具体的な見通しの変化が必要。
依然として大きな下振れリスクがある。
貿易や地政学の問題は不透明。

*エバンス・シカゴ連銀総裁
現在の労働市場は力強い。
金融政策を停止するポイントに到達。
雇用の伸びは月10万人増程度に鈍化見込む。
インフレは低過ぎるのは問題。
2%のインフレ目標を達成することは重要。
金利設定と経済は適切。

*バーキン・リッチモンド連銀総裁
FRBの政策はなお緩和的。
第1段階の貿易合意が不確実性を和らげる可能性。
信用の質劣化の兆候は見られていない。
消費者は賃金上昇に支えられている。
FRBは責務に焦点を当て、適切なことをしている。
–+—+—+—+—+—+—+–+—+-
《本日予定されている主な経済指標》

【日本】
日銀政策金利 時刻未定
予想 -0.1% 現行 -0.1%

【豪州】
失業率(11月)9:30
予想 5.3% 前回 5.3%

雇用者数(11月)9:30
予想 1.50万人 前回 -1.90万人

【英国】
小売売上高(11月)18:30
予想 0.2% 前回 -0.1%(前月比)
予想 2.1% 前回 3.1%(前年比)

英中銀政策金利 21:00
予想 0.75% 現行 0.75%

【米国】
新規失業保険申請件数(14日までの週)22:30
予想 22.5万件 前回 25.2万件

フィラデルフィア連銀景況指数(12月)22:30
予想 8.0 前回 10.4

経常収支(第3四半期)22:30
予想 -1220億ドル 前回 -1282億ドル

景気先行指数(11月)20日0:00
予想 0.1% 前回 -0.1%(前月比)

中古住宅販売件数(11月)20日0:00
予想 544万件 前回 546万件

-☆-★-☆-★-☆-★-☆-

執筆者 山岡和雅

執筆者 : 山岡和雅|MINKABU PRESS 外国為替情報担当 編集長

1992年米チェースマンハッタン銀行(現JPモルガン・チェース)東京支店入行、ディーリングルームに配属され、外国為替ディーラーに。英ナショナルウェストミンスター銀行、RBS銀行などで10年以上外国為替ディーラーとして市場の最前線に。その後大手FX会社などで外国為替市場のアナリストとして個人向けの外国為替情報の配信業務に携わり、2016年3月から、みんかぶグループに参画。 (社)日本証券アナリスト協会検定会員

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