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年末年始のポイント

達人の予想 

●利食いの時間帯

あっけなく米中貿易協議第1弾合意(期限ギリギリまで、トランプ大統領は引っ張るものと思っていました)、英総選挙も保守党が圧勝という結果となり、今年最後のイベントも無難に通過、株式市場を中心にシーズナルチャートのパターン通りの動きとなっています。ただ、イベントを通過したことで、海外勢はクリスマス休暇に入っており、ここから積極的にポジション構築に向かうとは思えない時間帯です。私としては、これまで当欄でお伝えしていたNZドル円等の利食いを進めては?と考えています。どうしても、「1月には相場が反転しやすい」という傾向が頭をよぎるからです。今年の1月3日の動きを記憶されていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

●チャートの錯覚?!

NYダウのシーズナルチャート(過去20年間)/出所:EquityClock.com
NYダウのシーズナルチャート(過去20年間)/出所:EquityClock.com

月足チャートを眺めていると面白いことに気付きました。ドル円、ユーロ円は陰線となっていたにも関わらず、他の主要クロス円については陽線となっていたのです。この結果だけを見ると、1月はクロス円で仕掛ければ面白い月と言えそうですが、決してそういうわけではないのです。年明けの相場でいきなり大きく下落(大きな下髭)、その後、値を戻したことで、陽線となっているに過ぎません。しかもその値幅は結構大きなものとなっており、手放しで喜べるものではないと言うことです。因みに、過去11年間の星取表を各通貨ペアで調べてみたところ、ドル円:3勝8敗(勝:月足陽線 敗:月足陰線)、ユーロ円:5勝6敗、NZドル円:6勝5敗というものでした。株式市場では、NYダウ・日経平均いずれも5勝6敗でありやや分が悪いという言い方も出来ますが、上記のパターンもあるだけに、やはり、1月相場は下に対する警戒を怠るべきではないと考えています。それでなくても、ここまで長きにわたり低ボラティリティが続いているのですから。

執筆者 比嘉洋

執筆者 : 比嘉洋|マネースクエア シニアコンサルタント

マネースクエア シニアコンサルタント 米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!

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