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終盤に入ってドル売りの動き 明日はFOMCの結果発表=NY為替

為替 

 NY時間の終盤に入ってドル売りの動きが優勢となっており、ユーロドルは1.11ドルを試す動きが見られているほか、ポンドドルは1.32ドル台に上昇。一方で円安の動きも見られており、ドル円は108.75円付近と水準を維持している。

 ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が「米中交渉担当者が12月予定の関税発動見送りを計画」と伝えたことや、ブルームバーグが「中国側は、関税引き下げ協議の中で、15日予定の関税の発動の見送りを想定している」といった報道も同時刻に伝わった。市場は最悪でも追加関税の発動は見送りを期待する中で、それなりに期待感を高める報道ではあった。

 ただ、市場全体に様子見気分が広がる中、反応は鈍い印象もある。きょうからFOMCが始まっているが、今週は重要イベントが目白押しで、その結果を確認したい雰囲気が強いようだ。

 明日はFOMCの結果が発表され、今回はFRB経済見通しも公表される。先週発表の米雇用統計は強い内容で、FRBの追加利下げの一旦停止を正当化する内容ではあった。今回は政策は据え置きが確実視されており、市場の関心は来年に移っている。何らかのヒントを探りたいところでもあり、その意味ではFOMCメンバーの来年の金利見通しが注目される。

 市場は1回の追加利下げを見込んでいるようだが、9月FOMC時点のFOMCメンバーの2020年の金利見通しの中心値は追加利下げなしだった。但し、メンバーの見通しは真っ二つに分断していた。ただ、その後の米経済指標からすると、今回も中心値は追加利下げなしの見通しが有力とも思われる。

USD/JPY 108.76 EUR/USD 1.1095

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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