買い一巡後は上値は重い 21200-21500のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆
買い一巡後は上値は重い
●3日のNY株式市場は9月ISM非製造業景況指数は52.6となり、市場予想平均の55.0を下回り、NYダウは一時330ドルを超える下げをみせる場面もあった。売り一巡後は米連邦準備制度理事会による追加利下げ期待が台頭したため、上昇に転じて取引を終えた。
ダウ工業株 26201.04(+122.42)△0.47%
ナスダック 7872.27(+ 87.02)△1.12%
S&P500 2910.63(+ 23.02)△0.80%
●本日の日経平均は買い一巡後は、上値は重いと読む。CME日経平均先物の終値は2万1360円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万1341円と比べ20円ほど高い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は2万1370円。
●シカゴグローベックスNYダウ先物19ドル安(執筆時)。
投資部門別の売買状況
9月第4週(9月24から9月27日)
個人投資家 + 721億円(-2566億円) 6週ぶり買い越し
海外投資家 -2822億円(- 619億円) 3週連続売り越し
事業法人 - 415億円(+ 227億円)13週ぶり売り越し
信託銀行 - 876億円(+ 117億円) 3週ぶり売り越し
●今週の主な予定
4(金)
休場 中国建国70周年(国慶節1~7日)
○米 8月 貿易収支
○米 9月 米雇用統計
国内・外資の大手金融機関で経験を積んだのち、『あすなろ投資顧問』に在籍。市場動向分析、市場心理分析、チャートだけでは語らない「大局的な視野」を持ち日々銘柄を分析。顧客に寄り添うアドバイスに定評があり、個人投資家の資産形成をサポートいたします。