パロアルトが上昇 冴えない決算もアナリスト説明会を受けて流れ変わる=米国株個別
ネットワークセキュリティーのパロアルトネットワークスが商いを伴って上昇。5-7月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、今期の見通しについてはいずれも予想を下回る弱気な見通しを示しており、決算発表直後は時間外で株価は下落していた。しかし、その後のアナリスト説明会で同社のクラウドへの移行戦略の説明を受けて流れは変わっている。
一部のアナリストは、同社のクラウド・セキュリティプラットフォームの成長変化から、積極的な拡大戦略が確認され、経営陣が3年後を目途としている20%超の成長目標のための強力な基盤が形成されていると評した。
(5-7月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.47ドル(予想:1.42ドル)
・売上高:8.06億ドル(予想:8.03億ドル)
・ビリング:+22%
・広告収入(請求ベース):10.6億ドル
・前受金:29億ドル
・サポート収入:5億ドル
・研究開発費:1.58億ドル
(8-10月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.02~1.04ドル(予想:1.32ドル)
・売上高:7.6~7.7億ドル(予想:7.9億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):5.00~5.10ドル(予想:6.24ドル)
・売上高:34.4~34.8億ドル(予想:34.5億ドル)
(NY時間11:39)
パロアルト 207.31(+6.82 +3.40%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。