ドル円155.30近辺、ユーロドル1.0700近辺=ロンドン為替
ドル円155.30近辺、ユーロドル1.0700近辺=ロンドン為替
ロンドン午前、ドル円は上値重く推移したが、足元では一服。155.00付近まで軟化したあとは、155.30台へと下げ渋っている。この日の日銀データによると昨日の米FOMC後のドル円の急落は介入だった可能性が高まった。これで、今週に入ってから29に続いて2回の介入実施との観測が広がっている。神田財務官は、ノーコメントの姿勢を貫いている。
週初の160円台乗せから昨日の153円手前水準まで3日間で約7円の値幅で動いている。円高方向への動きは急激なものとなっている。明日は米雇用統計発表を控えており、週末の薄い市場での政府日銀の行動が注目される。
ユーロドルは1.0700付近での取引。東京市場ではじり高となり、ロンドン朝方には1.0728近辺まで買われた。その後は売りに転じており、足元では安値を1.0696近辺に広げている。
今週に入ってからのレンジは1.0650から1.0735までにとどまっている。米FOMCを無難に通過したほか、ECBの6月会合で25bp利下げが市場コンセンサスとなっており、落ち着いた展開となっている。
USD/JPY 155.28 EUR/USD 1.0702

執筆者 : MINKABU PRESS
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