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東京株式(大引け)=37円安、朝安後切り返すも戻し切れず小幅続落

株式 

 2日の東京株式市場は方向感の見えにくい展開で、日経平均株価は朝安後にプラス圏に浮上する場面もあったが上値は重く、結局小幅マイナス圏で引けた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比37円98銭安の3万8236円07銭と小幅続落。プライム市場の売買高概算は14億9274万株、売買代金概算は4兆2061億円。値上がり銘柄数は645、対して値下がり銘柄数は936、変わらずは70銘柄だった。

 きょうの東京市場は、朝方は急激な円高に振れたことを受け、リスク回避ムードのなか売り優勢でスタート。しかし、その後はハイテクセクターなどを中心に押し目買いの動きが顕在化した。注目されたFOMCは事前の予想通り6会合連続の政策金利据え置きを決め、これと合わせて量的引き締め(QT)の減速方針も決定。会合後のパウエルFRB議長の記者会見もハト派寄りの印象だったことで、米国株市場では安心感が広がった。一方、外国為替市場では、これが円高誘導となり、政府・日銀の為替介入の思惑も手伝って短時間で4円以上も円高に振れる場面があった。取引開始直後はこれを嫌気して買いが手控えられたものの、円高が一服し円安方向に押し戻されるのを横目に、半導体関連などを中心に主力株が買われる展開となり持ち直した。途中プラス圏に浮上する場面もあったが、大型連休を控え上値も重かった。

 個別では、群を抜く売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が続伸、売買代金2位となったソシオネクスト<6526>も高く引けた。住友商事<8053>、三井物産<8031>などが活況高、東京電力ホールディングス<9501>、北海道電力<9509>など電力株も上昇した。TOWA<6315>が物色人気となり、第一三共<4568>も値を上げた。AOKIホールディングス<8214>が値上がり率トップとなったほか、北海道ガス<9534>、日本マイクロニクス<6871>、三井松島ホールディングス<1518>なども値を飛ばした。

 半面、三菱商事<8058>が売りに押され、トヨタ自動車<7203>も冴えない。イビデン<4062>が急落、三井E&S<7003>が売られ、ファーストリテイリング<9983>も軟調。三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも下値を探った。KeePer技研<6036>が値下がり率トップに売り込まれ、アドウェイズ<2489>、住友ファーマ<4506>などの下げも目立つ。マネックスグループ<8698>も安い。

出所:MINKABU PRESS

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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