ドル円小動き、明日は中国製造業PMI=東京為替前場概況
東京午前のドル円は106円半ばで小動き。
米中貿易戦争が激化しているなかで、来月対面による米中通商協議が行われるとの期待感がドル円を支えている反面、中国側は9月1日に新たな対中関税が発動した場合の報復を警告しており、来週以降の警戒感は根強い。
明日発表される8月の中国製造業購買部担当景気指数(PMI)に下振れ警戒感がつきまとっていることもドル円の重し。米中貿易戦争が激化しているなかで、中国製造業の企業マインドは一段と悪化している可能性が高い。8月分が前回並みにとどまるなら、9月分に対する警戒感が高まる。
ユーロ円は117円後半、豪ドル円は71円半ばで重い。ユーロやオセアニア通貨に対してドル買いが優勢となっていることがクロス円を圧迫している。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
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